プロが伝えるべきこと

合成化学物質のような成分はカラダにもよくない、環境にもよくない、私たちにとって何一つ良いことはありません。
現代の一般社会では有害な可能性のある成分が配合された製品が数多くあります。
その中でも石油をもとにした原料が使用され、シャンプーに関しても、石油系合成界面活性剤を主成分とした製品が数多く存在します。その理由としては、「 製品の原価を極めて安くし、利益を上げることが目的」。「たとえ人体に有害でも現行の国の基準では合法的に成分を使用できること」などが挙げられます。石油化学物質のなかでも、石油系合成界面活性剤は現代の皮膚障害の最大の原因といわれています。これらを使用することにより、様々な障害を引き起こす原因になりえます。ですから今、このような悪循環を少しでも早く食い止めていかなければならないし、またこのような現状を知ることもない人達へ、伝えていかなければいけない、そう思います。

それには変わらなければいけない人たち、変えていかなければならない場所があります。
それは一般の方々が必ず訪れる「ヘアサロン」です。
まずはスタッフ一人ひとりが、このような現状を理解し、知識を得ること、そしてプロがプロらしく良質なものを提案でき、有害な成分に対する知識や情報をお客様に伝えなければならなりません。

もはやヘアスタイルを変えるだけのサロンの在り方ではなく、もっとライフスタイルそのものの提案ができる「本物の美の提案者」になって頂きたい、そう思います。お客様は自分にとってよりよいものを常に探し求めています。
ですからヘアサロンのあり方、思考、役目をよりお客様視点に変え、お客様が日々お使いになられているものへの配慮、またビューティーを提供する側の美に対するケミカルな知識を教え導いていかなければなりません。それがプロとして当然であり、これからのサロンの在り方であると考えます。
このような連鎖により、何千人、何万人の人達が現実を知ることになり、自然と世の中が変わるようになっていきます。

日本のヘアサロンにおいては、まだまだ自然派製品の認知、普及率はごく一部で低い現状です。
だからこそプロ集団であるヘアサロン自ら変化していかなければならない時代がきています。
長い期間、知る事もなく、そのような製品を使い続けてきた多くの方々を救えるのは、あなた方以外に他ありません。

日本はこういった現状を変えていく必要が多分にあります。何が重要であるかを理解して頂き、皆さんと共に世の中を変えていきたいと思っています。